ここでは当ショップのプリント種類を紹介させて頂きます。

当店は大きく分けると「昇華プリント」「貼り付けプリント」をメインに行っています。

これらのプリントは版を作らず、一枚一枚パソコン(プリンター)から出力したものを衣類にプリントする手法です。
なので、少量生産・背番号や個人名などの個別印刷を得意としております。

シルク印刷については、お客様のご要望により取り扱うようになりました。
ただし、シルク印刷についてはプリントメーカーに依頼し、プリントしております。
対応メーカーとしては、「Printstar/プリントスター」「Glimmer/グリマー」「Jellan/ジェラン」に限ります。
まことに申し訳ございませんが、「wundou/ウンドウ」についてはシルク印刷は対応できません。

それでは個々のプリント方法についてご説明します。



昇華プリントとは、専用の昇華インクを使って転写紙にプリンターで印刷をし、その紙を高温&中圧力のプレスでインクを気化させ、繊維に色を浸透させてプリントする方法です。
生地に浸透させるため、プリントが生地に一体化し、貼り付けた感が全くなく、しなやかな風合いが得られます。
そのため近年のスポーツウェア(ユニフォーム)は、ほとんどこの昇華プリントが採用されています。
簡単に言うと、絵柄を生地に染め込む方法。といった感じです。

昇華プリントの良いところ
 
  • 染め込むプリントのため、衣類の風合いが損なわれない。サラサラ感そのままで仕上がります。 貼り付けた感じはまったくありません。

  • 貼り付けではないので、剥がれはありません。 また、洗濯による色落ちの心配もありません。

  • 色調が鮮やかで、デザインの自由度が高い。 パソコンで作成したデータを一枚一枚印刷し、プリントするのでフルカラーのプリントが簡単に出来ます。 またグラデーションや細かいデザインも使えるのでデザインの幅が広がり、こだわりの一枚をつくれます。

  • フルカラーが簡単に作れるので、写真も簡単にプリントできます。


昇華プリントの悪いところ
 

  • プリントできる衣類の素材がポリエステルに限られます。 綿50%ポリエステル50%という素材の場合、綿には反応せずポリエステルのみに着色します。 よって、繊維の目が出てきたり、色が薄くなります。

  • 染め込む方法なので、ベース生地の色に影響されます。 ベストは真っ白な生地にプリントを行えば、印刷した通りの色となりますが、ベース生地に色が付いている場合は「生地の色+プリントの色」となります。 色つきのベース生地へのプリント結果はやってみないと分からない。ということになります。

  • プレス跡が残ります。 昇華プリントは190度以上の高温と1分以上のプレス時間を必要とするため、プレス跡がどうしても残ってしまいます。 また、プリントする素材がポリエステルということもあり跡が残りやすいです。 洗濯を繰り返すことでプレス跡は薄くなっていきますが、完全に無くなるとは言い切れません。 (プレスは大きなアイロンを強くかけるようなものです。よって繊維の目が寝てしまい、光の反射が変わり見た目に色の違いを感じます。特に濃い色が目立ち易いです。メーカーなどでは、生地の時点でプリントし、その後縫製するので跡が分かりません。)

  • 細かいデザインまでプリント出来る。ということは良いのですが、その反面、ちょっとした昇華インクの飛びもプリントしてしまします。転写紙への印刷では目に見えないレベルでもプリントすると見えてくる場合もあります。細かい点がプリントされることもございますのでご了承ください。(もちろん見える範囲ではインク飛びはチェックし、キレイにしています。)


まとめ 昇華プリントに向いているのは・・・
 

  • まず、ポリエステルの衣類であること。

  • 白を基本に薄い色のベース着であること。(薄い色へ色見本プリント結果はこちらを参考)

  • 色んな色を使ってカラフルにデザインしたい方。

  • 貼り付けはゴワゴワするし、剥がれが心配だと思う方。

  • プレス跡があまり気にならない方。 どうしてもプレス跡は残ります。気になると思う方にはオススメいたしません。







カッティングラバーシートとは、あらかじめ色の付いたポリウレタン製のシートをデザイン形状にカットし、高温&高圧でプレスし衣類に貼り付けるプリント方法です。
あらかじめ色が付いているシートを貼り付けるため、ベース着の色に影響されることはありません。
(白、黄色等薄いラバーシートの色の場合、ポリエステルのベース着では色が透ける場合もあります。)
色の濃いベース着に薄い色をプリントしたい場合に有効です。
ユニフォームの背番号や名前表記に大変多く使用されているプリント方法です。
当ショップではイタリアのSiser社製ラバーシートを使用しています。
(以前は別のメーカーを使用していましたが、品質向上のため変更しました。ご了承願います。 以前のメーカーより厚さが10%薄くなっております!!)

今のラバーシートは一昔前の貼り付けた感は少なくなっています。一見するとシルク印刷と間違えるほど薄くなっており、メーカーのロゴやマークにも使用されています。

カッティングラバーシートの良いところ

  • ベース着を選びません。下にも出てきますが、撥水加工、ナイロン等の生地であっても対応する専用シートを選べばプリントすることができます。 もちろん綿、ポリエステルにもプリントできます。

  • 色付きのシートをプリントするため、ベース着の色に影響されず自由です。色見本の中からお好きな色をお選びください。(色見本はこちら

  • はっきり、くっきりプリントできる。


カッティングラバーシートの悪いところ
 

  • 剥がれる可能性がある。(もちろん剥がれないようにプリントしますが、可能性は残ります。)

  • 単色である。 2色使いたい場合は料金が多くかかる。

    • 多色使いですが、同じ位置にプリントする場合は、それぞれの色の面積の合計で値段が決まります。

    • 2色使いで、2色の合計面積がA3未満の場合、A4サイズの1.3倍の料金となります。

    • 3色使いで、3色の合計面積がA3未満の場合、A4サイズの1.5倍の料金となります。

    • 合計面積がA3を超え、プリント仕上りサイズがA3で2色の場合、A3サイズの1.7倍の料金となります。

    • 合計面積がA3を超え、プリント仕上りサイズがA3で3色の場合、A3サイズの2倍の料金となります。

    • 4色以上はおこなっておりません。

  • 細かい文字等はカットできない。(英字、数字であれば文字高さ1cm、漢字であれば文字高さ2cmが限界です・・・)

  • 細いラインも剥がれる可能性が出るため出来ません。(できれば2mm以上は欲しいです)

  • カッティングラバーシートも若干プレス跡が残ります。昇華プリントほどではありませんが、ポリエステル生地では発生しやすいです。

  • ポリエステル生地へのプリントでは再昇華の可能性があり、ラバーシートにベース着の色が出てくる場合があります。プリント後じわじわ出てくるため、プリント直後には確認できません。どうしても気なる方は、下にある「再昇華防止用」をご利用ください。


まとめ カッティングラバーシートに向いているのは・・・
 

  • 濃い色のベース着を選んだ方。

  • 単色で、ハッキリ・くっきりしたプリントをしたい方。

  • スポーツ用の用途でつくる方。カッティングラバーシートはスポーツ使用を目的としているため、擦り傷等に強い仕様となっています。 


カッティングラバーシートをプリントした衣類の扱い方
(シート貼り付けプリントは全て共通です。お読みください。)

 

  • 洗濯時はプリント面を内側にして洗濯してください。(表にして洗濯すると剥がれやすくなります。)

  • プリント部を折り曲げて畳んだ状態で長時間しまっておくと折り目が割れたり、剥がれの原因になります。
     





シルク印刷はショップの商品として表示しておりません。シルク印刷を希望されるお客様はお問い合わせからご連絡ください。プリント内容を確認し、お見積もりさせて頂きます。

シルク印刷プリントとは、最も衣類のプリントで活用されているプリントのひとつです。
印刷の方法としては、図柄の部分だけインクを通すようにした版を作成し、版の上にインクを乗せてヘラでこすることによって、図柄の部分だけ衣類にインクが付くようにしたプリント方法です。
一昔前の例えだと、「プリントごっこ」がまさにこの手法です。
同じデザインのものを大量にプリントすることが得意ですので、一般に売られている洋服はこのプリント方法が使われています。

シルク印刷のインクは「綿」と「ポリエステル」で異なりますので、価格も変わってきます。
ポリエステルの方が2割くらい高いです。

シルク印刷の良いところ

  • 同じデザインのものを大量に作る時に安価になる。(何枚で他のプリント方法より安くなるかはプリント内容で異なりますのでお見積もりください。おおよそ30枚程度が分岐点の目安です。)

  • プリント跡が残らない。(圧力をかけませんので跡は残りません。)

  • ベース着の色にあまり影響されない。

  • カッティングラバーシートより細かい文字もプリントできる。


シルク印刷の悪いところ
 

  • プリントに版が必要になる。

  • 色ごとに版が必要になる。(多色にすると、版代も印刷代も高くなります。)

  • 写真等のプリントはできません。

  • プリント場所ごとにも版が必要になる場合もある。

  • 劣化するとポロポロ剥がれてくる。


まとめ シルク印刷プリントに向いているのは・・・
 

  • 同じデザインを大量に作成する場合。と言うか、これしかありません・・・

  • 背番号や名前等の個別に印刷内容を変更するプリントとは正反対のプリント方法です。


当店のシルク印刷情報!!
 

  • 大まかなお見積は、1〜2日でご回答いたします。
    デザイン確定後に最終的なお見積をご提示させていただきます。
    お気軽に、お問い合わせください。
     
  • 当ショップでシルク印刷は自社で行っておりません。プリントメーカーに依頼して作成します。
  • シルク印刷できるベース着メーカーは以下の通りです。

  • 「Printstar/プリントスター」「Glimmer/グリマー」「Jellan/ジェラン」


シルク印刷のおおよその価格
 

  • 版代「30cm×30cm」2,500円 (税抜き/1色分です)

  • プリント代1色「10〜30枚」500円〜800円程度(税抜き)

  • プリント代1色「50〜99枚」250円〜500円程度(税抜き)

  • 2色目以降のプリント代は1色目より安くなります。

  • プリントするウェアの種類によってプリント代は変わります。
    綿に比べ、ポリエステルはプリント代が1.5倍程度高価になります。






誠に申し訳ございませんが、現在はエンブレム印刷のみとなります。

印刷カッティングラバーシートとは、上記のラバーシートに印刷が出来るシートです。
白いシートにプリンターで印刷をし、その後カッティングマシーンでカットします。
よって、カッティングラバーシートの「はっきり・くっきり」にプラスし、デザイン性を高めるプリント方法です。
サッカー日本代表の背番号なども一見白だけに見えますがグレーで柄が入っています。この方法でデザイン性を上げています。
野球やバスケットなどでも、縫い目をわざとプリントし、昔ながらの雰囲気を出すデザインも多く見られます。

通常のカッティングラバーシートより印刷のインク受理層があるため少し厚くなります。

印刷カッティングラバーシートの良いところ
 

  • カッティングラバーシートの特性のまま、高いデザイン性が得られる。


印刷カッティングラバーシートの悪いところ
 

  • 印刷品質が少々荒くなります。(よく見ると細かいドット感があります。)

  • お値段が少し高くなります・・・

  • 撥水加工のウェアやナイロンにはプリントできません。


まとめ 印刷カッティングラバーシートに向いているのは・・・
 

  • 濃い色のベース着を選び、デザイン性の高いプリントをしたい方。




撥水・ナイロン用ラバーシートとは、カッティングラバーシートの「撥水加工をしている衣類」「ナイロン素材の衣類」専用のラバーシートです。
撥水加工の衣類やナイロン素材の衣類は表面が滑り易く、通常のカッティングラバーシートでは剥がれやすくなります。
そこで、撥水加工やナイロン素材でも剥がれにくくするために開発されたシートです。

撥水・ナイロン用ラバーシートの良いところ
 

  • 撥水加工の衣類、ナイロン素材の衣類にプリントできる。


撥水・ナイロン用ラバーシートの悪いところ
 

  • カラーラインナップが少し減ります。 (カラー見本はこちらから)

  • お値段が高くなります・・・

  • 現状、当社設備では印刷できる撥水・ナイロン用ラバーシートは扱っておりません。


まとめ 撥水・ナイロン用ラバーシートに向いているのは・・・
 

  • 撥水加工、ナイロン素材の衣類を選んだ方。 それしかありません・・・






再昇華防止用ラバーシートとは、通常のカッティングラバーシートに特殊パウダー層を追加し、再昇華を防ぐ仕様になっています。
再昇華とは、一番初めに紹介した昇華プリントはプリント後、熱をかけると何度でもインクが気化してしまいます。 なので昇華プリントした衣類にラバープリントをすると、昇華インクが浮き上がってきます。 このインクがラバーに染み込み、色が変わってくる現象のことを再昇華と言います。

特に薄い色のラバーをプリントすると色が変わりやすいです。
再昇華はプリント直後に出てくるものや、数週間後に出てくるといった場合もあります。

一般的にポリエステルの衣類は、ほとんどが昇華インクで染めています。
が・・・ それだとポリエステルのカラーシャツにはこれでプリントしなくちゃダメ?ということになります。

いままでの経験では、単色のシャツであれば再昇華はあまり気になりません。
柄がはっきりしているシャツや、どうしても気になる方、後加工で昇華プリントをしたシャツ、以外では特段これを使う必要は感じられません。
シマ模様やはっきりした柄などは、再昇華しているのが分かります。
元のシャツの昇華インクの良し悪しもありますので、個々に再昇華の条件は異なります。

もちろん個人的な感想なので、最後の判断はお任せいたします。


再昇華防止用ラバーシートの良いところ

  • 昇華インクの再昇華を防ぎ、最初のプリント色がキレイに保たれる。?
    再昇華防止用でも完璧に抑えるとは言い切れません。特に外周部から再昇華が見られる場合があります。


再昇華防止用ラバーシートの悪いところ
 

  • カラーラインナップが極端に減ります。(カラー見本はこちらから)

  • お値段が高くなります・・・

  • 現状、当社設備では印刷できる再昇華防止用ラバーシートは扱っておりません。


まとめ 再昇華防止用ラバーシートに向いているのは・・・
 

  • カラーのポリエステルベース着を選び、色の変化が気になる方。

  • 後から昇華プリントをした衣類へのラバープリントをしたい方。





 

カテゴリーから探す

グループから探す

ガイド&サンプル

ショップについて

店長からの一言

店長の清水です。
埼玉県の飯能市(はんのう)のショップです。
誰にでも安価で気軽にオリジナルウェアが作れるように始めました。
1枚からでも作ります!
オリジナルウェアでそろえるとテンション上がりますよね
スポーツチーム、学校、自治会、各種団体でそろえてみませんか?










オリジナルTシャツ
WEB SHOP 探検隊


オーダーメイド
オーダーメイド